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 トラブル発生!!<愛車盗難>

個人旅行の面白味は「何から何まで自由」ということでしょうか。どこへ行くのも自由、何を見るのも自由。
が、自由=責任は自分で取る、ということでもあるんですよねー。そしてトラブった時の対処も、自分でしなくちゃいけない。
まあ、多少のトラブルあってこその個人旅行、と思ってますけど。

今回の旅も、ちょっとトラブルがありました。
1つは、「たくさんの友・お宝その2<マルセル編>」でも書いたように、300フランほど入った財布を落としたこと。
幸い現金しか入れてなかったので、痛手は最小限だったと思います。警察にも届けたけど、やっぱり出てこなかった。
でもこれは自分で落としちゃったんだから、完全に自分の不注意。誰を責めるわけにもいかない。
それに比べて、これはビビリました。なにかって、MTB(マウンテンバイク)の盗難!
場所はアヴィニヨン郊外。ちょっとしたショッピングモールでの出来事でした・・・。

AKIOがショッピングモールに行きたい、と言い出した。
アヴィニヨン在住のナオミ君から、大きなショッピングモールがある、と聞いたからだ。
私は、面倒くさいなぁと思っていた。自分の買い物には付き合せるくせに、付き合うのは面倒なのだ。
天気も良くなかった。朝から小雨が降ったり止んだりしていた。それでもAKIOに押され、渋々行くことにした。
30分程走り、人に聞いてやっと辿りついた。「CAPSUD」というショッピングモールだ。
11:30。朝食もとっていないし、まずは食事。その後、あちこちの店を見て周る。
バッグ専門店で、小さな車輪付きのボストンバッグが50フラン(当時約千円)で売っていた。
アイルランドへ行く時にはMTBを預けるので、荷物をどうしようかと思っていたところだったので、1つ買うことにした。
2時間後、そろそろ帰るか、とMTBを停めた場所に戻った。が、あるはずのMTBがない。
場所を間違えたかな?いやー、そんなはずないなぁ・・。ってことはやられちゃったかな?
よく見るとチェーンが1本落ちている。私たちがかけた、太いワイヤーのチェーンキーが、ブッツリ切られていた。
AKIOが「盗まれた!」と慌てている。私はすぐにCAPSUDのインフォメーションへ走り、自転車が2台盗まれた、と言うと
警察へ行った方がいい、と言われた。でも警察は街にしかないから、バスで街に戻りなさい、と教えてくれた。
MTBがなくなったということは、荷物の運搬手段もなくなったということだ。
AKIO
はさっき買ったボストンバッグをもう1つ買いに行った。
その間に私は保険会社に電話をして、どんな書類を警察でもらえばいいのかを確認した。
バス停を探して歩き出すと青いランプのついた車が走ってくるのが見えた。パトカーだ!手を振ってパトカーを止め、
切られたキーを見せ、自転車が盗まれたことを説明した。すぐにわかってくれた。何やら無線で連絡をして、
「警察署に連れて行ってあげるから乗りなさい」と後部座席を空けてくれた。
盗まれちゃって、ラッキーじゃないけど、直後にパトカーを捕まえるなんてグットタイミング。ラッキー♪
警察官は辺りの薄汚れた団地を指しながら「この辺りは移民が多くてね。トラブルが絶えないんだ」と言う。
「MTBは何色?」回り道をして探しながら警察署へ行ってくれた。
警察署に着くと、日本語の説明付きの盗難証明書発行依頼書を書かされ、それを元に事故証明書が発行された。

お金をかけ、手間暇をかけて整備した大切な愛車を盗まれてしまって、私たちは落ち込み・・ませんでした。
その後の予定は、アヴィニヨン→パリ→アイルランド→パリ→帰国、だった。アイルランドには持って行かないので
旅行中は駅にでも預けようと思っていた。もう長距離を走ることはなく、アヴィニヨンとパリでちょこちょこ乗る程度。
日本に持って帰るのも大変だし、帰国の前に売ってしまおうか、と話していたくらいだった。
盗られたのがテントや荷物だったら、こんな悠長なことは言ってられなかったけど、不幸中の幸いだった。




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